商業販売統計速報 平成20年4月分

平成20年5月の商業販売額は50兆7250億円、前年同月比3.8%の増加となった。
これを卸売業、小売業別にみると、卸売業は39兆6830億円、同4.8%の増加となった。小売業は11
兆420億円、同0.2%の増加となった。
なお、商業販売額の季節調整済前月比は、2.9%の増加となった。卸売業は同3.6%の増加、小売
業は同▲0.2%の減少となった。
1.卸売業販売額の動向
卸売業を業種別にみると、鉱物・金属材料卸売業が前年同月比18.6%の増加、機械器具卸売業が同6.7%の増加、その他の卸売業が同5.5%の増加、化学製品卸売業が同4.8%の増加、各種商品卸売業が同3.7%の増加、医薬品・化粧品卸売業が同3.5%の増加、食料・飲料卸売業が同1.9%の増加となった。
一方、繊維品卸売業が同▲7.5%の減少、農畜産物・水産物卸売業が同▲4.7%の減少、家具・建具・じゅう器卸売業が同▲3.5%の減少、建築材料卸売業が同▲3.3%の減少、衣服・身の回り品卸売業が同▲1.9%の減少となった。
大規模卸売店販売額は10兆1320億円、前年同月比3.8%の増加となった。
これを商品別にみると、石油・石炭が同35.3%の増加、鉄鋼が同7.9%の増加、紙・紙製品が同4.7%の増加、農畜産物・水産物が同4.6%の増加、その他の輸送用機械器具が同4.0%の増加などとなった。
一方、建築材料が同▲12.4%の減少、非鉄金属が同▲10.7%の減少、衣服・身の回り品が同▲9.3%の減少などとなった。

2.小売業販売額の動向
小売業を業種別にみると、飲食料品小売業が前年同月比3.0%の増加、機械器具小売業が同1.9%の増加、燃料小売業が同1.1%の増加、自動車小売業が同0.2%の増加となった。
一方、織物・衣服・身の回り品小売業が同▲3.0%の減少、その他小売業が同▲1.9%の減少、各種商品小売業(百貨店など)が同▲1.9%の減少となった。

3.大型小売店販売額の動向
(1) 大型小売店の動向
平成20年5月の大型小売店販売額は1兆6945億円、前年同月比でみると、▲0.6%の減少となった。百貨店は6405億円、同▲2.6%の減少、スーパーは1兆541億円、同0.7%の増加となった。
なお、大型小売店の季節調整済前月比は、▲0.5%の減少となった。百貨店は同▲0.5%の減少、スーパーは同▲0.5%の減少となった。

(2) 大型小売店(既存店)の動向
平成20年5月の大型小売店を、前年同月比(既存店)でみると、▲2.1%の減少となった。
百貨店は同▲2.5%の減少、スーパーは同▲1.8%の減少となった。
また、商品別にみると、衣料品は同▲6.1%の減少、飲食料品は同1.4%の増加、その他は同▲3.4%の減少となった。

① 百貨店の動向
百貨店の主力商品である衣料品は、婦人・子供服・洋品が同▲6.2%の減少、その他の衣料品が同▲5.2%の減少、紳士服・洋品が同▲4.4%の減少、身の回り品が同▲2.6%の減少となったため、衣料品全体では同▲4.9%の減少となった。
飲食料品は、同2.8%の増加となった。
その他は、家具が同▲6.3%の減少、その他の商品が同▲2.3%の減少、家庭用品が同▲1.0%の減少、食堂・喫茶が同▲0.9%の減少、家庭用電気機械器具が同0.9%の増加となったため、その他全体では同▲2.2%の減少となった。

② スーパーの動向
衣料品は、その他の衣料品が同▲14.9%の減少、婦人・子供服・洋品が同▲8.5%の減少、紳士服・洋品が同▲7.0%の減少、身の回り品が同▲6.4%の減少となったため、衣料品全体では同▲8.4%の減少となった。
スーパーの主力商品である飲食料品は、同1.0%の増加となった。
その他は、家具が同▲10.7%の減少、食堂・喫茶が同▲8.8%の減少、家庭用電気機械器具が同▲5.4%の減少、その他の商品が同▲4.3%の減少、家庭用品が同▲2.1%の減少となったため、その他全体では同▲4.3%の減少となった。

4.コンビニエンスストアの動向
平成20年5月のコンビニエンスストアの商品販売額及びサービス売上高は、6553億円、前年同月比5.1%の増加となった。
これを商品別にみると、ファーストフード及び日配食品が2288億円、同2.2%の増加、加工食品が2035億円、同0.8%の増加、非食品が1959億円、同13.9%の増加となったため、商品販売額は6283億円、同5.1%の増加となった。
また、サービス売上高は271億円、同4.0%の増加となった。