特定サービス産業動態統計確報(平成20年4月分)
① 対事業所サービス業では、クレジットカード業は引き続き増加、情報サービス業は4 か月連続の増加、エンジニアリング業は3 か月ぶりの増加。一方、物品賃貸(リース)業は11か月連続の減少、広告業、物品賃貸(レンタル)業はいずれも2か月連続の減少。
② 対個人サービス業では、趣味・娯楽関連については、劇場・興行場,興行団、ゴルフ練習場、ゴルフ場が増加。教養・生活関連については、フィットネスクラブ、学習塾が増加。
1.物品賃貸(リース・レンタル)業
4月のリース契約高(検収ベース)は、前年同月比▲5.6%と11か月連続の減少。納入物件の購入額も同▲6.8%の減少。内訳をみると、主力の「情報関連機器」は同▲ 11 .2 %と11 か月連続の減少、「商業用及びサービス業用機械・設備」は同▲ 2 3. 8% と1 4か月連続の減少、「産業機械」は前年に半導体製造装置の大口があったことなどから同▲9 .2 %の減少、「工作機械」は同▲24 .4% と12 か月連続の減少、「事務用機器」は同▲6.6%の減少、「医療用機器」は同▲4.9%の減少。一方、「輸送用機器」は同7.8%の増加。
4月のレンタル売上高は、前年同月比▲2.3%の減少。物件別にみると、主力の「土木・建設機械」は同▲3.0%の減少、「情報関連機器」は同▲4.4%の減少、「事務用機器」は同▲3.9%の減少。
2.情報サービス業
4月の売上高は、前年同月比6.9%と4か月連続の増加。内訳をみると、主力の「受注ソフトウェア」は、金融業向けなどが増加したことから同12.5%の増加、内訳の「システムインテグレーション」は同17.0 %の増加、「システム等管理運営受託」は同4 . 3% の増加、「計算事務等情報処理」は同6. 3% の増加、「データベースサービス」は同4. 6% の増加、「各種調査」は同2.2% の増加。一方、「ソフトウェアプロダクト」は、ゲームソフト以外のソフトウェアは増加したものの、「ゲームソフト」が国内向け、国外向けの減少により同▲12.8%と減少したことから、全体では同▲6.8%の減少。
3.広告業
4 月の売上高は、前年同月比▲3 .4 %と2か月連続の減少。媒体別にみると、4媒体広告は同▲ 7. 8% の減少、内訳をみると、「テレビ」は同▲ 5. 5% の減少、「新聞」は同▲ 1 6. 5 %の減少、「雑誌」は同▲6 . 0% の減少、「ラジオ」は同▲0.5%の減少。4媒体広告以外では、「折込み・ダイレクトメール」は同▲2.1%の減少、「屋外広告」は同▲ 6. 7 %の減少。一方、「インターネット広告」は同2 2 .1 %の増加、「S P・P R ・催事企画」は同1 . 8% の増加、「海外広告」は同57.5%の増加、「交通広告」は同2.4%の増加。
日銀の企業向けサービス価格指数(前年同月比)をみると、広告全体では▲2.4%の下落、テレビCMは▲5.5%の下落。
4.クレジットカード業
4月の取扱高は、前年同月比6.4%の増加。業務種類別にみると、販売信用業務は、利用分野の拡大や利用頻度の増加などから同10.0%の増加。内訳をみると、「その他」が同18.3%の増加に加え、「一般小売店」が同10.1%の増加、「飲食店」が同9 . 6 %の増加、「旅館・ホテル」が同2 . 6% の増加、「百貨店」が同0.2%の増加。「海外」は同▲0.9%の減少。
また、消費者金融業務は同▲10.5%の減少。
5.エンジニアリング業
4月の受注高は、前年同月比3.9%と3か月ぶりの増加。内訳をみると、「国内」は通信プラントシステム、貯蔵・輸送システムの大口案件があったことから同21 . 5% の増加、「国外」は前年に製鉄プラント、化学プラントの大口案件があったことから同▲27.6%の減少。
6.映画館
4月の売上高は、前年同月比▲21.7%の減少。入場者数も、同▲22.8%の減少。上映種類別入場者数をみると、「邦画」は同▲ 2 3. 8% の減少、「アニメーション」は同▲ 32 .5 %の減少、「洋画」は同▲1 4.0 %の減少。スクリーン数は同▲1.6%の減少。
なお、一スクリーン当たりの売上高及び入場者数をみると、売上高は同▲20.4%、入場者数は同▲21.6%とそれぞれ減少。
7.劇場・興行場、興行団
4 月の売上高は、前年同月比6. 9% の増加。興行種類別では、「劇場・興行場」は演劇、演芸、音楽、イベントの増加により同4 .8 % の増加、「興行団( 音楽)」は同22.1%の増加、「興行団(野球)」は同3.5%の増加。入場者数は、「劇場・興行場」が同1.9%の増加、「興行団(音楽)」が同17.1%の増加、興行団(野球)」は同▲2.3%の減少、入場者数合計では同1.7%の増加。
なお、一人当たりの入場料収入をみると、同6.2%の増加。
8.ゴルフ場
4 月の売上高は、前年同月比2 . 0 % の増加。内訳をみると、利用料金収入が同1.8%の増加、キャディフィは同2.3%の増加、食堂・売店売上高は同2.5%の増加。利用者数は、同4.6%の増加。
なお、利用者一人当たりの売上高をみると、同▲2.5%の減少。
9.ゴルフ練習場
4月の売上高は、前年同月比4.7%の増加。利用者数は、土・日・祝日利用者数が同▲1.6%の減少、全体では同5.8%の増加。
なお、利用者一人当たりの売上高をみると、同▲1.1%の減少。
10.ボウリング場
4月の売上高は、前年同月比▲9.8%の減少。内訳をみると、利用料金収入が同▲9.5%の減少、食堂・売店売上高も同▲4.8%の減少、付帯施設利用料金収入も減少。利用者数は、同▲9.1%の減少。
なお、利用者一人当たりの利用料金をみると、同▲0.5%の減少。
11.遊園地・テーマパーク
4月の売上高は、前年同月比▲4.6%と3か月連続の減少。内訳をみると、入場料金・施設利用料金収入が同▲7.2%の減少、食堂・売店売上高が同▲1.5%の減少。入場者数は一般が同▲8.8%の減少、団体が同▲15.6%の減少となったことから、合計では同▲9.5%の減少。
なお、入場者一人当たりの売上高をみると、同5.4%の増加。
12.パチンコホール
4月の売上高は、前年同月比▲12.4%と16か月連続の減少。設置台数は同▲6.4%の減少。事業所数は同▲5.2%の減少。
なお、一事業所当たりの売上高は同▲7.6%の減少、設置台一台当たりの売上高は同▲6.4%の減少。
13.葬儀業
4月の売上高は、前年同月比▲1.4%の減少、取扱件数は同0.2%の増加。葬儀一件当たりの売上高は同▲1.5%の減少。
なお、事業所数は同5.3%の増加。従業者数合計は同6.3%の増加、内訳のパート・アルバイトは同9.7%の増加。
14.結婚式場業
4月の売上高は、前年同月比▲6.9%の減少、取扱件数も同▲12.6%の減少。
なお、結婚式一件当たりの売上高は同6.5%の増加。
15.外国語会話教室
4月の売上高は、前年同月比▲5.2%と16か月連続の減少。内訳をみると、受講料収入が同▲6.6%の減少、教材料売上高は同6.4%の増加。受講生数は同▲48.4%の減少、うち新規入学生数は同17.2%の増加。延べ開設数は同▲50.4%の減少、事業所数は同▲16.6%の減少。
16.カルチャーセンター
4 月の売上高は、前年同月比▲ 5 . 8 % の減少。内訳をみると、受講料収入が同▲6.0%の減少、教材料売上高は増加。受講生数は同0.3%の増加、うち新規受講生数は同▲6.5%の減少。講座数は同2.1%の増加。
なお、受講生一人当たりの受講料をみると、同▲6.3%の減少。
17.フィットネスクラブ
4 月の売上高は、前年同月比0 . 8 % の増加。内訳をみると、会費収入は同1.2%の増加、利用料金収入も同6.6%の増加、食堂・売店売上高は同▲4.6%の減少。利用者数は、フィットネスクラブ利用者、スクール利用者ともに増加し、合計では同5.6%の増加。会員数はフィットネスクラブ会員(個人)が同▲2.2%の減少、スクール会員は同3.4%の増加、合計では同▲0.8%の減少。
18.学習塾
4 月の売上高は、前年同月比0 . 2 % の増加。内訳をみると、受講料収入が同▲0.6%の減少、教材料売上高は増加。受講生数は、同3.0%の増加。事業所(教室)数は、同3.5%の増加。
なお、受講生一人当たりの受講料をみると、同▲3.4%の減少。